現代詩 雨桜
灰色の雨雲の下
つややかな露を浴びて立っている
満開のさくら
つくづくと見れば麗人のように気高い
桜はなにやら語りかけてくるようだ
お前は何者であるか
わたしをどう思っているのか
わたしはぎくりとして
辺りを見回す
傘を上げ
天をあおぐ
雨粒は無数の黒点のように降ってくる
二人は
厚い雨雲の下
放心したように立っている
Toshiのエッセイと詩とおすすめ本と絵などのブログ by車戸都志春
文芸を中心に、エッセイやおすすめ本の紹介文、人物画、写真、現代詩、俳句、短歌などを載せたブログ。by:車戸都志正
灰色の雨雲の下
つややかな露を浴びて立っている
満開のさくら
つくづくと見れば麗人のように気高い
桜はなにやら語りかけてくるようだ
お前は何者であるか
わたしをどう思っているのか
わたしはぎくりとして
辺りを見回す
傘を上げ
天をあおぐ
雨粒は無数の黒点のように降ってくる
二人は
厚い雨雲の下
放心したように立っている
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