閑話休題 アイディア
もう、30年来思っていることなのだが、パソコンはじつに進化が著しい筈のものなのに、みんなが使って怪しまないとても不合理なものがある。他でもない、パソコンのアルファベットの文字列キーである。
この無秩序というより、前時代のタイプライターから受け継がれた、わざとキーを遅く打たなければならないように配列されたアルファベットキーは、今も、現に使っていて、もう何十年と経っているのだが、それでも、未だに慣れることがない。
そうである。もっとも頻繁に打たなければならない「A」と「S」が左手のそれも薬指か小指で操作するように設えているのだから、本当に呆れるばかりの不合理極まりない配列である。
タイプライターの会社はそれほど、権威のようなものを持った会社なのだろうか。それとも、欧米人は、ことこうした事に関しては、あまりにも保守的なのだろうか。
誰も、このアルファベットの配列を並び替えようとしないのが、本当に、不思議でならない。
片手で操作ができるような、操作性の良いパソコンのキーボードを、ベンチャーの会社でも良いから作って欲しいものである。字を書くとき両手を使わなければならないのは、まったく納得がいかない。誰が、字を書くとき、ペンを両手で持つだろうか。
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